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2007年12月5日に【社会福祉士及び介護福祉士法】が大幅に改正され、現在、介護福祉士の受験資格がとても複雑な状況になっています。 これまでは、介護福祉士の資格を取得するには、 ・介護福祉士養成施設を卒業する → 実務経験必要なし。試験を受ける必要なし ・介護福祉士国家試験を受験して合格する → 3年以上の実務経験が必要。養成施設等に通う必要はなし。 という2つの方法がありました。 |
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・介護福祉士養成施設を卒業した方でも、介護福祉士の国家試験を受験しなければならない
・3年以上の実務経験を積んでも、養成施設で600時間以上の過程を履修しなければならない
という内容に変更されてしまいました。
これだけなら、それほど複雑にはならなかったのですが、制度が大きく変わると現場が混乱するという理由から、段階的に改正が実行されることになりました。
そのため、2010年、2011年はこれまでの制度が適用されますが、2012年度から段階的に新制度が適用されるという状況になりました。
そのため、これから介護福祉士の資格取得を目指す方は、自分が受験する段階では、どの制度が適用されるのかを把握しておかなければならなくなり、介護福祉士の受験資格が分かりづらくなっている原因になっています。
そこで、ここからは、法改正を踏まえた介護福祉士の資格取得方法をわかりやすく順を追って説明していきたいと思います。
最初は混乱するかもしれませんが、何度か読んで頂ければ理解できますので、じっくりご覧頂ければと思います。

2011年(平成23年)に介護福祉士の資格を取得する場合、二つの方法があります。
一つは厚生労働大臣が指定する介護福祉士養成施設を卒業するという方法です。この養成施設は、2年以上の養成施設(専門学校、短期大学、大学)を卒業するか、あるいは福祉系の大学や社会福祉士養成施設等を卒業した後、1年の養成施設を卒業するという選択肢があります。また、保育士の資格を持っている人は、1年間養成施設に通えば介護福祉士の資格が取得できます。
上記の方法ですと、介護福祉士養成施設を卒業すると同時に資格が取得できるため、実務経験は必要ありません。
図にすると下記のようになります。

介護福祉士になるためのもう一つの方法は、
介護福祉士国家試験を受験して合格するという方法です。
介護福祉士に受験するためには、以下のどちらかの受験資格が必要になります。
・介護等の業務に3年以上従事する
・高等学校の福祉科福祉コースを卒業する
介護等の業務に3年以上従事するというのは、在職期間、雇用契約を結んでいた期間が通算1,095日以上、実際に介護等の実務に従事していた日数が540日以上必要ということになります。これは、年次有給休暇、特別休暇、出張、研修等により実際に介護業務に従事しなかった日数を除きます。
非常勤やパートなど、その雇用形態についての規定はありませんので、正社員でなくても構いません。ただ、その場合は規定を満たすのに3年では足りず、5年ほどもかかってしまう場合もあるとのことです。
また、従事していた日数というのは、
1日1時間の勤務時間でも1日とカウントなされます。


先ほども申し上げましたが、2012年(平成24年)に実施される第24回介護福祉士国家試験から段階的に資格取得の制度が変わります。言葉だけの説明ですとわかりづらいと思いますので、まずは下記の図をご覧になってください。
赤文字で書かれた部分が、変更になった箇所です。

2012年(平成24年)では、
【福祉系高等学校】を卒業した方のみが、新制度の対象となります。
変更点は以下の2点です。
1.福祉系高等学校(専攻科:33単位)卒業後、実務経験9ヶ月以上の介護等の業務に従事した場合、受験資格が与えられます。
2.福祉系高等学校(52単位:1820時間)を修めて卒業した方は、実務経験なしで、受験資格が与えられます。 国家試験では実技試験が免除されます。
2011年までは、【福祉系高等学校】を卒業した方は、筆記試験と実技試験か介護技術講習を受講しなければならなかったのですが、2012年(平成24年)からは、福祉系高等学校の52単位を修めて卒業した方(平成21年度以降入学者)に限って、実技試験が免除されます。

この年から新制度が完全に実施されます。大幅に変更されるので、まずは下記の図をしっかりとご覧ください。


2012年までは、実務経験が3年以上あれば介護福祉士国家試験を受験できたのですが、改正後は3年以上の実務経験に加え、新たに6月以上の養成課程を修了するという条件が追加されました。

福祉系高校は、従来、34単位(1190時間)でカリキュラムが組み込まれているのですが、法改正で52単位(1820時間)を履修しないと受験資格が得られないようになりました。しかし、現在入学している生徒がいたり学校が急に対応できないなどの問題点があるため、特例措置として平成21年度から平成25年度までの入学者に限って、従来の34単位の履修でも卒業後に9カ月の実務経験を積めば受験資格が得られるようになりました。

2012年までは、介護福祉士養成施設を卒業すると同時に資格が取得できましたが、2013年からは介護福祉士国家試験の受験が必要になりました。
つまり、2013年からどのルートを選択したとしても必ず介護福祉士国家試験を受験しなければならないということですね。
このように、2007年に【社会福祉士及び介護福祉士法】が大幅に改正されたおかげで、このように大幅に介護福祉士の受験資格が変更されてしまいました。

ここまで、【社会福祉士及び介護福祉士法】の改正に伴う今後の受験資格の変更点を説明してきましたが、最短で介護福祉士の資格を取得するには、どういったルートを選べばいいのでしょうか。これは、あなたがいつ介護福祉士の試験を受験するのか、また、現在どういった環境、経験をお持ちなのかということで、介護福祉士になるための最短ルートが変わってきます。
もし、あなたが現在、中学生、もしくは普通科の高校生であるなら、資格取得を目指す頃は、新制度が完全に実施されている状態ですので、介護福祉士の国家試験は必ず受験しなければなりません。
となると、【実務経験ルート】か【養成施設ルート】のどちらかを選ぶことになります。【実務経験ルート】の場合は、3年の実務経験 + 6ヶ月の養成課程を修了しなければならないので、受験資格を得るまで最短で3年半かかります。
一方、養成施設ルートでしたら、2年間通えば受験資格を得ることができるので、こちらの方が最短になります。
養成施設は、平成21年4月1日現在、全国に487ありますから、ホームページやパンフレット等でどのような学校か調べて、自分に合ったところを選ぶと良いでしょう。
学費の問題等でそのような学校へ行けない場合は、多少時間はかかってしまいますが、【実務経験ルート】を選ぶことが最短になります。
現在、介護の仕事に携わっている方は、そのまま介護の仕事を続けて実働で540日以上従事したことが証明できるようになったら、国家資格を受験するのが最短ということになります。
現在、2年生の養成施設に通っている方は平成24年3月までに卒業できるので、卒業と同時に介護福祉士の資格を取得することができます。

いちばんの近道ということであれば、ニチイ学館、ユーキャンなどの講座を受講するのが確実でしょう。ただし、介護福祉士試験に対応した講座は、上記2講座以外にも数多くあります。その中から、受講する講座を選ぶのは、なかなか難しいというのが正直なところです。
私も、全ての講座の内容を把握しているわけではないので、「どこの講座がオススメですか?」と聞かれると、答えに詰まってしまうのですが、あえて一つをあげるなら、【ニチイ学館】をオススメします。
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介護福祉士の講座で、これだけの資格取得者を輩出しているスクールはまずありません。
他にもニチイ学館を薦める理由として、40年の実績をいかしたわかりやすい教材があげられます。市販のテキストは、病名や医療的な部分の説明が細かすぎて逆に理解しづらいという欠点があるのですが、ニチイの教材は極力難しい表現を使わずに、「わかりやすさ」「学びやすさ」を追求しているので、初心者でも安心して学ぶことができます。
また、合格に必要な要素だけをまとめているので、無駄のない効率的な学習ができるのも大きなポイントといえます。
ニチイ学館の大きな特徴として、本試験と同じ解答形式、時間配分で行う全国模試があり、模試の結果を元にニチイだけの偏差値表示やランク別判定で客観的な実力を分析してくれます。
この分析を元に弱点分野を集中学習することで、万全の体制で試験に臨むことができるというわけです。
他にもオススメする理由はあるのですが、さらに詳しく知りたい方は、ニチイ学館が発行している資料を見るとよいでしょう。テキストの内容やどういったサポートをしてくれるのかといったことが詳しく紹介されています。
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